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特別区人事委員会トップページ > 特集・メッセージ > 特集・メッセージ(2017年度) > CROSS TALK 特別区の技術職の魅力(2017年度)
更新日:2022年3月17日
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特別区はあなたの夢と技術を形にするところ。
区民に一番身近なところで働くことができ、地域に役立っていることを実感できるのが魅力です。
ここでは5人の技術職の先輩が、仕事の内容ややりがいを紹介します。
道路や公園、橋りょうの設計工事を担当しています。現在、特別区には老朽化した道路や橋が数多くあり、それらの維持補修工事を行うことで安全・安心なまちづくりを目指しています。
墨田区 都市整備部
道路公園課
田口 雄太
区立肥後細川庭園※の改修に携わっています。かつて肥後熊本藩細川家の下屋敷であったこの公園は、地域の観光拠点として今後いっそう多くの方に親しまれる場所となります。
※平成29年3月名称変更
文京区 土木部
みどり公園課
柴田 紀子
豊島区旧本庁舎敷地・公会堂敷地を民間活用する事業で、区民センターの改築計画を担当しています。今年度は工事を発注し、平成31年度まで工事を行う予定です。
豊島区 施設管理部
施設整備課
舘山 太郎
教育施設の維持修繕に関わっています。異動前は工事の設計や監督を行っていました。以前の仕事では理論や物事の大きな捉え方を学び、現在は実践的な技術や知識を学んでいます。
新宿区 教育委員会事務局
学校運営課
糸井 健太郎
ごみ発電による余剰電力を売却するための仕様書作成に関わっています。電力システム改革を受け、より効果的に売却するための方法について関係者と協議を続けています。
東京二十三区清掃一部事務組合
施設管理部 技術課
幸元 良介
糸井
特別区を志望した理由は、一つひとつの仕事を深く追求できると考えたためです。異動によって転勤や引越しをする心配がないので、人生設計を考えやすいのも利点ですね。私の勤めている区(新宿区)は男性の育児参加にも積極的なため、私自身も一ヵ月の育児休業を取得しました。貴重な経験になりましたし、特別区に就職してよかったと思っています。
舘山
私は経験者採用枠で入区しました。入区前は建設会社や設計事務所に勤務して、全国を飛び回る生活をしていました。そんななかで、もっと地域に密着した公共施設の計画に携わりたいと思うようになり、特別区を志望しました。
田口
私も同じことを考えました。地域の方々と身近に接しつつ、一緒にまちを創っていけると感じて特別区を選びました。さまざまな文化や人々が共存する東京という大都市で、安心して暮らせるまちづくりを考えることに魅力を感じました。
柴田
より区民に近い目線で仕事ができるというのは魅力ですね。造園職を選んだのは、都市の緑地が好きで、学生時代に得た知識も活用できると考えたからです。入庁してから特別区の仕事の全体像を学びましたが、区によってさまざまな特色があることを知りました。区民からは、担当以外の仕事についても質問されることがあり、常にアンテナを張って情報収集に努めています。
田口
私の仕事は工事の設計や施工です。担当した仕事が目に見える形になり、将来にわたって残るというのが、この仕事の一番のやりがいですね。特に、区民の方々が喜ぶ姿を見たときには、自分の仕事が誰かの役に立っていることを、肌で感じることができます。
柴田
確かに、取り組んだ成果が形になって表れるのは技術職の魅力ですね。私は公園の改修工事を担当していますが、試行錯誤して完成した公園で、利用者の方々が思い思いに楽しむ姿を見られるのは嬉しい限りです。
幸元
私の仕事は、ごみ焼却時に発生する熱エネルギーを利用して発電した電気のうち、余った電気を売却する業務です。清掃工場では制御システムから低圧・高圧電気機器の取扱いなど、幅広い知識と技術が求められます。何よりも、技術職としての専門知識を活かせるところにやりがいを感じます。
糸井
私は、教育施設の維持修繕に関わる仕事を行っています。ひと口に維持修繕と言っても、内容は学校施設の故障修理や業者への工事発注、長期的な学校の維持修繕計画の調整など、さまざま。しかも、教育施設の故障は迅速な対応を求められ、ほかの仕事を中断して施設に向かわなければなりません。問題が解決して利用者の方々から感謝の言葉を直接いただいたときは、この仕事を選んでよかったと感じます。
舘山
公共施設の新築や改修工事の計画、設計、発注、監理などが私の仕事です。前のお2人もおっしゃっていたように、やはり、設計や工事の施主として、自分の思いが形になって反映されるところが魅力ですね。また、大都市東京にあることから、国内外から注目を浴びていることも実感します。
幸元
私の場合、補修工事の設計・積算だけでなく、自ら現場で補修作業をすることもあります。どうすれば問題を解決できるか、どうすればよりよい施設運営ができるのかを考えることが、自分の成長につながっていると感じています。
舘山
今、公共施設の多くが更新時期を迎えているので、建替えや大規模改修のような大きなプロジェクトに携わるチャンスです。民間企業と同様に費用対効果を意識しながら、公共事業でなければできない「区民福祉の増進」を目指しませんか!
田口
2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されるため、それに向けた事業や工事が本格化してきます。一生のうちに何度も経験できることではありません。ぜひ、私たちと一緒に魅力のある特別区を作っていきましょう。
柴田
そう、2020年に向けて技術職の仕事の幅はいっそう広がっています。同時に、少子高齢社会や多様化する社会に対応するため、新しいアイディアや多様な価値観が求められる時代となってきました。公園はまさにその現場の最前線だと考えています。同じチームのメンバーとして、一緒に楽しみながら仕事に取り組みましょう!
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